お母さんのような優しさ

卵巣の病気で手術することになり、大きな病院に入院した時のことです。

卵巣の病気ですから何度となく内診をしました。あれは何度経験してもやはりイヤな検査です。
腰のあたりにカーテンがあって自分の下半身が見えないようになっていますが、だからと言って平気で診察が受けられる訳ではありません。

ある時また内診があり、台にヨイショと乗ろうとしたのですが、お腹が痛くてうまく乗れませんでした。するとその時の担当の看護師さんが「大丈夫ですかー?」と私の腰から下を両腕全体で抱え上げてそーっと台に乗せるようにサポートしてくれたのです。当然私は下着を付けていない状態ですので、看護師さんの暖かい腕の温度がとても優しい感覚でした。
そんなあられもない姿の私を何の躊躇もなく赤ちゃんを抱くかの如く介助してくれて、とても安心感を得たのを憶えています。

その入院中、どうやら床ずれのような感じになって、尾てい骨の辺りに強い痛みと痒みがあるので、たまらずナースコールをしました。
するとあの時内診台で介助してくれた看護師さんが来てくれました。
私がベッドに座って症状をウダウダと訴えている間、その看護師さんは床に膝をついて片手を私のももの辺りにソッと置いて静かに私の話を聞いてくれるのです。
なんだか  (子供の頃にこんな風にお母さんとかが自分の話をいつも聞いてくれたらとっても嬉しかっただろうに)という感覚にさせられるような、優しさのにじみ出る対応でした。
看護師さんはとても忙しいのに「今はじっくりあなたの訴えを聞きますよ」という態度です。本当に頭が下がる思いでした。

そこでの経験も踏まえて私の勝手な見解ですが、看護師さんが親切で優しいと評判の病院または開業医さんは、院長はじめ先生方もとても信頼できるいいお医者さんだと思います。
私はいつも(あそこのお医者さんってどんな感じだったっけ)と何かの時に思い出す時、決まって先生より看護師さんやスタッフの人たちがどんなイメージだったかの方がより印象に残っているなと感じます。
看護師さんはそのお医者さんの「顔」そのものだと思います。

今妹が看護師として復帰をしようと就活中です。私は主婦で時間があるのでネットで求人を探すのを手伝ってあげたりしています。子供がまだ小さいので託児所のあるところをっていう条件です。

 

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